セキュリティエンジニアが教える、最強のバックアップ戦略「3-2-1ルール」
セキュリティエンジニアが教える、最強のバックアップ戦略「3-2-1ルール」
暗号化とセットで考えるべきなのがバックアップです。今回は、私たちが推奨する「3-2-1ルール」について、具体的な実装方法を交えて解説します。
1. 3-2-1ルールとは?
- 3つのデータ: 元データ+2つのバックアップ
- 2つの異なるメディア: HDD、クラウド、NASなど
- 1つはオフサイト(遠隔地): 地震や火災に備え、別の場所へ
2. 暗号化バックアップの重要性
クラウドにデータを置く際、クラウド業者のセキュリティを盲信するのではなく、自分たちで暗号化してからアップロードすることが基本です。EncryptMaster Proの「自動暗号化スケジューラー」を使えば、指定したフォルダに入れたファイルを自動で暗号化し、クラウド同期用フォルダに飛ばすことができます。
具体的な構築例
1. 作業PCでファイル作成。
2. EncryptMaster Proが検知し、即座に暗号化。
3. 暗号化されたファイルを、自宅のNASとDropboxの両方に自動コピー。
これだけで、不測の事態でもデータ消失のリスクを極限まで減らせます。
使う場面のストーリー
小規模オフィスのマネージャー、高橋さんは、2025年の大雨による水害でオフィスが浸水し、PCとNASの両方を失いました。しかし、この「3-2-1ルール」に基づき、暗号化してクラウドに預けていたデータがあったため、翌日には新しいPCで業務を再開することができました。セキュリティは「守る」だけでなく「復活する」力でもあります。
最終更新: 2026年01月19日