「使いにくいセキュリティは、セキュリティではない」:私たちのUI/UX哲学
「使いにくいセキュリティは、セキュリティではない」:私たちのUI/UX哲学
Team Hijikinoheyaのデザイナーです。私たちのチームには一つの強い信念があります。それは「どんなに強力な暗号化でも、使いにくければ誰も使わない。そして、使われないセキュリティには価値がない」ということです。
1. ドラッグ&ドロップへのこだわり
多くのセキュリティソフトは、メニューを深く辿る必要があります。私たちは「日常の操作の延長」に暗号化を配置したいと考えました。ファイルをアプリに放り込む。それだけで準備が整う体験を最優先に設計しています。
2. 「迷わせない」色の設計
私たちは色彩心理学を応用しています。
- 青色(Primary): 信頼と保護。暗号化中の安心感を表します。
- 赤色(Danger): 削除やエラー。注意を引くべき箇所に限定して使用します。
- 緑色(Success): 完了と安全。復号が無事に終わった時の達成感を演出します。
3. 専門用語の排除
「ソルト」「IV」「イテレーション」といった言葉をフロントエンドに並べることはしません。「パスワードの複雑さ」「保護の強さ」といった、誰にでも伝わる言葉への翻訳に時間をかけています。
具体例:設定ウィザード
初心者の方は何を設定すればいいか分かりません。EncryptMaster Proでは、初回起動時に3つの質問に答えるだけで、あなたの利用環境に最適なモードを自動設定するウィザードを用意しています。
使う場面のストーリー
事務職の田中さんは、PCの操作が苦手です。しかし、会社の方針でファイルの暗号化が義務付けられました。これまでのソフトは難解で挫折しましたが、私たちのソフトは「パスワードを入れてボタンを押すだけ」で完了します。彼女にとって、セキュリティは「ストレス」ではなく「日常のルーチン」になりました。
最終更新: 2026年01月25日